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そもそも俺は生きてるんですかね
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作業や試験勉強の合間に縫ってやってたななついろ★ドロップスが終わった。
まずはすももルート感想。


総括
なげぇ

メインヒロインとはいえ、時間とイラストを割きすぎ。
だったら他のヒロインにももうちょっと見せ場を作ってやってくれよ…
ノナとかアスパラさんとか結城さんのHCGをもっと(ry

シナリオで興味深いと思った点は魔女っ娘ものとしての点、そしてユキちゃんの扱い方だ。
この企画は、『関西弁淫獣ケルベロスが主人公のCCさくら』というものだったに違いない。
それ故、この物語の始まりはぬいぐるみと化した主人公、
石蕗正晴=ユキちゃんとすももの出会いによる魔女っ娘の誕生として描かれている。

恐らく、序盤をプレイ中のプレイヤーの9割が、
『苦難に遭遇しながらも主人公を普通の人間に戻し、最後に正体を告白。ハッピーエンド』
という展開を予測するはずだ。
流石にそんなありきたりな展開の場合、のいぢ絵をもってしても評価は高くなかっただろう。

だからあえて、主人公の正体を中盤にバラさせた。
そして、そこから物語は第三者視点で語られ始める。
すももが半ば主人公のような形になり、完全なぬいぐるみ化したり、
記憶喪失に陥った石蕗をハイパークロックアップとかで助ける話になるのだ。

散々魔法という理不尽な能力を描写しながらも、最終的に魔法は何の役にも立たなかった。
石蕗の記憶を取り戻させ、二人を救ったのは星のしずくでも、ノナと如月の薬ではなく、
日常生活で作っていた隠し切れない思い出の残滓であった。
魔女っ娘ものでありながら、現実への回帰を唱える皮肉な物語と言えよう。
非現実からの卒業、とも考えられるか。

また、ユキちゃんは共通、そして他ルートでは主人公と同一視されていた。
実際、同一人物であるのは間違いないのだが、
終盤で記憶を無くした石蕗から、遂にユキちゃんや魔法に関する記憶は蘇らなかった。
この件に関しては、「そのほうが余韻が残る」、「魔法の存在を思い出したらマズい」
という複数の理由があるのだが、俺はあえて別の説を唱えたい。

石蕗正晴は正確には主人公ではない。ユキちゃんこそが主人公=プレイヤーの分身だった。

先述したとおり、このルートではユキちゃんの人格が一時、消滅する9章から
物語は多視点の一人称、つまりほぼ三人称視点で語られ始める。
更に11章ラストでユキちゃんとしての記憶はほぼ消滅する。
そこでプレイヤーは、緩やかにしかし、完全にこの物語から弾き出されてしまっているのだ。
その事は下記の台詞でよく分かる。

「わたしの恋がうまくいったのはね……たくさん勇気をくれた子がいたからなんだ。」
(石蕗の「その子はもういなくなったのか?寂しくないのか?」という問い)
「うん。でも、その子は帰るべき場所にちゃんと帰ったから」

この台詞をスタッフロール中に流すのは、
メタフィクションの手法としては卑怯と言わざるを得ない。

暗にプレイヤーに対して「エロ終わったから現実世界に帰れよ」と急かしている気も…
えっ?深読み?

蛇足:
温室で「ここはハルくんと私の初めての場所」と言い始めたので、
「成程、処女喪失の場所でもあるんだな?」と思ったら、本当にやりやがったwww
家族団欒シーンもすももの子宮の中にはたっぷり石蕗の精子が入ってると思うとエロいな!
とんでもねぇ淫乱娘だ!!

あと、すもものお父さんがのんびり屋さんとか嘘だろ!
九人の戦鬼と呼ばれたり、デロイアの解放に燃えたり、親子料理対決を繰り返したり、
蒼き流星になったり、天空宙心拳継承者だったり、なんだ男か?だったりするに決まってる!!

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