ジェイムス黄金の右即死キックは健在
ニコニコではゲームレビューで有名なAVGN氏。 彼のファッキンシット!!な怪獣映画ランキングに感動したので、 俺も映画怪獣ランキングを作ってみる事にした。 ちなみに上の動画でランクインした映画は扱わない事にする。 ゴジラ、ガメラ関連映画はランク外ということになる。 あと、俺が見たことのある映画以外にはコメントできないので、 「○○がねぇよ!!」という苦情は受けかねます。 多分、小説と同等かそれ以上に需要の無い項目になるが気にするな。 第十位 『象』 登場作品:恐竜グワンジ、地球へ2000万マイル 別に放射能を浴びて巨大化したとか、人を食うだとか、そんな設定はない。 アフリカや動物園にも実在するごく普通のゾウである。 しかし、彼らもストップモーションマスター、レイ・ハリーハウゼンの手に掛かれば、 ストップモーションによって、本物以上になめらかに動く、怪物と化すのだ! 上記の二作において象は主役ではない。だが、活躍には目を見張るものがある。 サーカス小屋や動物園で退屈な日々を過ごしていた彼らは、 怪獣の出現によって、図らずも自由の身となり、怪獣に戦いを挑まれてしまう。 かたや金星からやってきた竜、かたや恐龍アロサウルス、その力は強大である。 しかし、人間に飼いならされていたとて、こいつらもタダでは死なない。 愚かな民衆を踏み潰し、鼻を振るい、流血しながらも、主役怪獣に牙を突き立てる! やはり、ゾウとて野生の血を持つ化け物なのだ。 物語の終盤、怪獣の牙にかかった彼らは、哀しい悲鳴と共に息絶える。 ハリーハウゼンは象に恨みでもあるのか……? 第九位 『巨大アリ』 登場作品:放射能X 知名度は高くないし、クリーチャーデザインや特撮も正直……なレベルの出来だが、 俺にとっては超偉大な作品である。 その理由は、本作が『THE地球防衛軍シリーズ』の元ネタだと確信しているからだ。 さらに言ってしまえば、鉄人28号の巨大アリ編はどう考えても、これが元ネタだ! 大丈夫なんですか天国の横山先生!? 多分、訴えられたら負けますよ……? ストーリーは五十年代にありがちな放射能巨大化生物系。 核実験によって、アリが突然変異を起こして巨大化。連続殺人を起こす。 毒ガス攻撃によって巣穴を攻撃するが、女王蟻は既に巣から飛び去っていた。 そして、ロサンゼルスの地下に陣取った彼らと人類の壮絶な戦いが始まる!! まぁ、 アリが出る→火炎放射→襲われる→火炎放射→アリが(ry の繰り返しだから、現代の映画に慣れた我々にはあまり面白くないんだが。 せめて、「蟻の体液か……? サンダー!!」とか叫べば面白いのに。 第八位 『クレイカ』 登場作品:THE MONSTER THAT CHALLENGED THE WORLD (邦題:大怪獣メギラ、大怪獣出現) タイトルの壮大さなら第一位になりそうな本作。 なんたって世界に挑戦するんだぜ。良く分からないけど凄まじい自信だ。 それはともかく、日本でメギラなんて名前をつけられちまったクレイカの話題に移ろう。 その実体は放射能を浴びて突然変異した巻き貝である。オリジナリティねぇな。 だが、世界に挑戦するだけあって、そのデザインは秀逸。筆者もお気に入りだ。 可愛いだろう? こんな怪物に挑戦されたら、俺はすぐさまギブアップして逃げ出すね。 彼らは普段、核汚染された海と繋がった、塩水湖に潜んでいる。 そして、泳ぎに来た観光客(汚染された湖で泳ぐな)のリア充どもを捕食する。 鋭い牙を突き刺して、血を抜き取ってミイラ化させてしまうんだ。 その死に様はイリスに血を吸われた仲間由紀恵よりもヤバいぜ。 なんたって蝋人形にしか見えない。 「フハハ、貴様も蝋人形にしてやろうか!」 更に彼らは繁殖能力も強く、一匹でも生き残ればどんどん数を増やしてしまう。 ビビった保安官達はダイバーを派遣、巣を探し出してダイナマイトで爆破する。 浅瀬でしか卵を産めず、目立つ粘液のせいで習性がバレバレなのがマズかった。 しかし、人知れず数を増やしていれば、彼らの挑戦に世界は屈していただろう。 地味に恐るべき怪物である。 閑話休題 ここで話題に挙げたいのに挙げられない怪獣たちがいる。 例えば、東宝系の怪獣……特にバラゴンやラドンといったゴジラ参戦怪獣達。 そして、キングコングの『カニグモ』である。 このカニグモは元々、オリジナルの1933年版で登場する予定だったものの、 尺と予算の関係でカットされてしまった不遇の怪獣。 しかし、2005年版では圧倒的なリアリティと共に復活している!! なんという地獄、流石の俺も見ていて鳥肌が立った。 コイツらと巨大コオロギ、そして巨大ヤツメウナギの連合軍は強力すぎる。 たとえ廃水さんでも喰いきれるかどうか…… この2005年版キングコングには、たくさんの怪獣たちが登場する。 彼らはどれもリアルに作られており、そして魅力的だった。 近年の日本特撮とは比べ物にならないレベルである。 公開当時、1933年版、そして50年代怪獣映画達への賛美が込められたような、 素晴らしいシーンの連続に、俺は涙が出るほどの感動を覚えたものだ。 だが、無知な観客達には、この素晴らしさが伝わってなかったようだ。 映画終了後、俺の後ろの席にいたカップルの女はとんでもない台詞を吐いた。 「化け物が出るシーン長すぎ。カットすりゃいいのに」 俺は思わず叫びそうになった。 死ね!!谷底に堕ちろ!! カニグモ鋏ギロチンから、 カニグモバレーボールのラリーで死ね!! 二度と劇場に来るな!! 『ゆとり世代が選ぶ映画怪獣ランキングTOP10 破』 に続く PR |
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