ジェイムス黄金の右即死キックは健在
『Cry of fear』はSteamで無料配信中のホラーFPSである。 本来は『Half-life』のMODだったが、現在はスタンドアロンで稼動する。 ストーリーは、「事故に巻き込まれた青年が目を覚ますと、街が無人になっており、 怪物が現れたり、異常な裏世界が出現し始める……」というサイレントヒルっぽい感じ。 恐怖演出の数はそれ程多くなく、どれもドッキリ系ではあるが、 常に暗くて陰鬱なMAPを徘徊することになる為、良い意味で緊張感はある。 登場クリーチャーも種類が豊富でボスもいるという辺りは高く評価したい。 難易度ノーマルでクリアしたが、難易度は割と歯ごたえがある程度。 序盤は回復アイテムと弾薬不足に悩まされるが、中盤はライフルや散弾銃が登場する。 しかし、光源を失うと詰むほど画面が暗いため、 (オプション画面での光量変更ゲージは無効化されている模様) 懐中電灯との両手持ちや、スコープに装着する電灯が入手可能な、 グロック(拳銃)がゲームを通して最強の武器となる。 接近戦を挑むと、ほぼ確実に殴られてダメージを受けるうえ、 回復アイテムの量はシビアなので、弾数管理には注意したい。 常に弾は切らせたくないが、リロードすると弾装に残った弾は捨てるので、 ショットガン以外の武器は弾切れにならないとリロードし辛いジレンマ。 しかも、両手持ちの際はリロード出来ないという仕様もある。 暗い屋内での探索時は、懐中電灯と拳銃の両手持ちが基本になる。 常に弾装を使い切るように意識しつつ、時には思い切ってリロードし、 敵の襲撃に備えるようにしておきたい。 明るい場所では、ライフルなどの両手持ち武器を使っていこう。 戦闘に関しては上記のようなバランスで悪くないのだが、 問題は時折、裏世界などで求められるジャンプアクションの難度の高さ。 特にチャプター8、ラスボス直前のこの地点は酷い。 ジャンプした直後にしゃがむというシビアな操作が求められるうえ、 失敗すれば最初からやり直しで、クイックセーブなどは不可能。 ジャンプ自体の成功率も低いのに連続成功を求められる為、 突破するのに10時間はかかった。 ここに来るまでに要した時間は約8時間~10時間なので、 ゲーム時間の半分以上がここに費やされた事になる。常軌を逸した難度である。 幸い、チャプター8はバッドエンディングに至るルートなので、 攻略wikiを見てでもこのルートは回避したほうがいい。 攻略wikiが消えている為、BADルートの回避方法を書いておくと、 3匹目のボス(空から吊り下げられた椅子に座った怪物)を倒し、 ドクターに銃を要求されるイベントでは、銃を要求どおり渡せば良い。 両方を実行しないとBADルートが確定してしまう。 諦めてNOCLIP、FLY等のチートで突破しようと試みたが、 ご丁寧な事に使用不可能になっている。悪い意味で嫌がらせとしか思えない。 そんな事をしている暇があったら他の露骨なバグを修正してもらいたい。 発炎筒を使用しながら即死ダメージを受けたらフリーズするという、 チャプター4で非常に発生頻度の高いバグとか…… PR |
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