【桂ヒナギクの憂鬱:ゴールデンウィークまとめ編・暫定版】
Step0:『この世界には運命が存在する』と、友・西沢歩は言った。
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Step1:ハヤテが行方も知らぬアテネを想い、夜のバルコニーに立つ。
ヒナギクはハヤテのセリフからすかさずアテネの存在とその所在、
概略をつきつける。交友関係の広いヒナギクだからこそ出来る芸当だ。
そして『運命』の力が働き、ハヤテはアテネと再会するのである
(ハヤテのFirst Chance)。
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Step2:チャンスを活かせず戻ってきたハヤテに対し、ヒナギクは更にアテネの情報を与える。
そして憂鬱に浸るハヤテ対し、ヒナギクは直接対談し、その原因を探ることにする。
顧客の心象調査にも余念を辞さないプロの仕事である。
また、コンサルティングの場を事が始まる以前に
予めキープしていた点についても驚きを禁じ得ない。
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Step3:対談の場にて、ヒナギクはハヤテに給仕をさせることにより彼の異変を見定める。
そしてヒナギクはあえて対談の場ではなくその帰り道に真意を問いただすことを選んだ。
否、そうすることしか出来なかった、というのが正しい。彼女の仕事の都合である。
原因を突き止め、ヒナギクは本題を突きつける。「貴殿にとってのアテネとは何哉」
直接的な問に対し、言い淀むハヤテ。
ヒナギクは自ら先に口を開くことでこの間を解消しようとするも、杞憂。
ハヤテはアテネへの想いを無事に自覚した。
そしてヒナギクは顧客の意思の強さを悟り、その背を推す。
ここで注目すべきはこの事案の並行処理について。
西沢歩への対処をも買ってでるその姿勢、そのサービス精神は正に匠の心である
(ハヤテのSecond Chance)。
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Step4:事は恋愛事情。必要以上に踏み込まないこともまた、
顧客からの信頼を勝ち取るための配慮である。
彼女は友・花菱美希に諭される。すべてが終わったとき、祝福には笑顔が必要だ。
ヒナギクはここで、仕事人として一つ大切なことを学んだ。
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Step5:顧客への信頼故、あえて首を挟まないヒナギクである。
しかしことは上手く進まず、翌夜事態は急変する。怪物の強襲である。
ここでヒナギクは、周囲の人間がパニックに陥るのを防ぐために
ヒーローショーのヒーローの格好をする。
こうすることで、ヒーローと魔物の戦いは、アトラクションとして誤魔化すことができた。
ここで、このトラブルがハヤテに絡むものだと知ったヒナギクは、
即座にフォローに向かうことを決める。
鷺ノ宮銀華提供の白桜で彼女は顧客のトラブルシューティングへと向かう。
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Step6:ハヤテは交戦中の模様。ヒナギクはヒーローの姿のまま登場。
彼女は、事が恋愛事情であることを把握している。
そのためあえて姿をさらさないという配慮である。
傷付いたハヤテを見たヒナギクは、正宗を渡す。
彼が動かないことに対する迅速な対処だ。
その後、ホテルとこの場を納めるため怪物生産のコアとなる宝玉を破壊。
また、ハヤテがアテネを救うシナリオの構成のため、彼女はあえて怪物に捕まる。
ここで彼女が身を張って『触れたものを金にする特徴』を示すことで、
居合わせた鷺ノ宮伊澄の知識とフォローでお膳立てを済ませる。
こうしてハヤテは自らの力でミダスを破り、アテネを救う。
一方トラブルシューティングを終えたヒナギクは、
その空気に水をささぬよう伊澄を連れてその場から退場する。
最後は二人きりでという配慮。まさしく完璧な仕事であった(ハヤテのLast Chance)。
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Step7:
coming soon...
続きはWed にお楽しみください。
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