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ジェイムス黄金の右即死キックは健在
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メタルダーだ

それはともかく、
金曜のまくるとの定例会談の際、締め切りが12月6日だという事実が発覚。

しばらく、チラシの裏を更新する余裕はなくなりそうだ。
pixivに挙げるイラストも無いし・・・

こうなればさっさと原稿を描いてその一部をうpする他ないか。
土日中に一枚は書くぞ!!
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390dae1b.jpeg



「お嬢さま!早くサオを放さないと!
んあっ!

何このエロ漫画


以下チラシの裏


今思えば、あの体育館で遭遇した怪異はビデオだけではなかった。

Nの転勤の後、クラス替えがあり、俺は新しくTとOという友人を得た。
彼らはホラー映画やオカルト、怖い話などに強い興味を持っていた。
Nの話の中で心霊写真探しをしたと語ったが、あんな映像を見たにも関わらず、
俺もまだ、そういったものに無邪気な興味を抱いていた。

七月の始めに百物語をしよう、と言い出したのも俺だった。
ホラー漫画や図書室に置いてあった怪談本、TV番組などに影響を受けたのだろう。
OとYも、以前から興味はあったらしく、俺の提案に喜んで賛成した。

しかし、現実に百物語を始めるには非常に手間がかかる。

蝋燭を百本用意することは子供の経済力では非常に困難だったし、
百話もの怪談、三人で分担するなら約33話ずつの怪談を集める事は面倒だった。
そして何より、百本もの蝋燭を置ける暗い場所、そんな場所を夜中に貸し出してもらうことは、
子供の能力ではまず不可能だった。

俺達はTの家に泊まって、10話程度の小規模な怪談会を開こうか、などと諦めつつあった。

そんな時、思わぬ人物が助け舟を出してきた。クラス委員のMである。
彼は俺達の会話を小耳に挟み、百物語に興味を持ったと言うのだ。

Mのリーダーシップは本物だった。
彼はあっという間に10数人の生徒を集めて見せ、担任教師と校舎の借り出しを交渉した。
更に驚く事に、この百物語に校長が賛同し、体育館の貸し出しが決定した。

結果、担任教師と校長の監督の下、五年生の生徒18名が夜の体育館で百物語を実施するという、
前代未聞の計画が実行される事になる。

提案者である俺達三人は、自分達が事の中心から外れつつある事に少し不満を抱きつつも、
当初、考えていた通りの百物語が実施される事に満足していた。

当日、午後18時。まだ明るかったが、予定通り集まった一同は百物語を開始した。
一人5つずつ、この日のために用意した怪談を話し、蝋燭を吹き消していく。
少しずつ、体育館内も夜の帳に包まれていき、蝋燭の数も減っていった。

だが俺は予想していたほどの恐怖を感じる事ができていなかった。原因は幾つかあった。
まず皆の話す怪談の大半が図書館に置いてある怪談本のものだと分かってしまった事だ。
そして進行するにつれ、同じような話が目立つようになり、ネタが無いという生徒もいた。

一番致命的な問題は期待していた担任教師と、校長の話がイマイチだった事だ。
彼らは子供向けの配慮のつもりか、恐怖度の低い話ばかりをしていた。
それはホラー映画などを愛好していた俺たち三人組のみならず、他の生徒達も退屈らしかった。

伝承どおりならば百話目が終わり、最後の蝋燭が消えて周りが闇に包まれた瞬間、
恐ろしい怪奇現象が起こるというが、こんなグダグダな状況では期待できなかった。

しかし、俺には一つ、切り札があった。ポケットに隠し持っていたかんしゃく弾である。
館内が暗くなった瞬間、床に叩きつけて、参加者全員の度肝を抜こうと考えていたのだ。
その為、最初の提案者として俺は百話目を話す権利を得ていた。

99話目、校長の話は戦争中、防空壕の中で幽霊に遭遇したという話だった。
さすがにそこそこ怖い話を持ってきたようだったが、場の冷めた雰囲気は拭い去れなかった。
だが、もはや灯りは僅かで、一同は寄り添うように蝋燭の周りに集まっていた。

そして、俺の出番が来た。俺が百話目に選んだのはNの撮ったビデオの話だった。
勝算はあった。俺にとって一番恐ろしく、生々しい怪奇体験であったし、
何より、それが起こったのは自分達が今いる体育館だった。俺自身、怖かったくらいだ。

予想通り、皆の反応は良かった。
黒いものが浮かんでいた場所を指差して見せると、悲鳴を上げる生徒すらいた。
当初の予定通り、皆はすっかりおびえきった不安げな表情を見せていた。
俺は話を終えると、ポケットに手を入れ、その手の中のかんしゃく弾を握り締めて、
最後の蝋燭の日を吹き消した。陽は落ちきっていたらしく、館内は真っ暗になった。

突然、体育館中、いや学校中に、校内放送を告げるベルが鳴り響いた。
一同を驚かすはずだった俺は、心臓が停まらんばかりの衝撃を受け、息を漏らした。
勿論、驚いたのは俺だけではなかったようで、生徒達、そして担任と校長の悲鳴が聞こえた。
暗中で何処かへと逃げ出そうとして、転んで倒れている者も居るらしかった。

スピーカーからは凄まじいハウリング音、続いて喘ぐような、激しい呼吸音が響き始めた。
咳き込む声が続き、苦しげなうめき声が十秒ほど続き、突然音が絶えた。

死んだ、音が絶えた瞬間、俺は何故かそう思った。

しばらくして、放送の終了を告げるベルが鳴った。

校長が懐中電灯を点けた。途端にあちこちに逃げ惑っていた生徒達が集まりだす。
だが、目と耳を塞いで座り込み、動く事を拒否する女子もいた。
同じく懐中電灯を持った担任が配電盤へと走って行き、灯りがついた。

時計は十時を指していた。予定より遅い時間だった。
「今日は早く帰りましょう」という校長の提案に従わない者は無かった。誰もが怯えきっていた。

恐らく、俺が一番怯えていた。面白半分で”あれ”を呼び出したのは俺だ。
家に帰っても、ついてきて、夜中に襲われるかもしれない。
そんな、悪夢のような妄想が脳裏から離れなかった。

その後、何度か担任に聞いてみたが、担任も校長も、あんな仕掛けはしていないと言う。
20歳になった今年の二月、同窓会に現われた担任に、俺はまた尋ねたが、
「自分も校長もあんな仕掛けはしていない。ところでビデオの事は本当なのか?」
などと逆に聞き返されたほどである。

俺達の後、二度と百物語が開催される事はなかったらしい。
あんなに百物語に乗り気だった校長はまるで人が変わったようになり、
在任期間中、林間学校の伝統行事である、肝試しを禁止したそうだ。

そんな彼ももう亡くなったという。

その夏、俺とT、Oの三人組は怖い話やオカルトには二度と関わらない事を決めた。、

だが数ヶ月後、俺は体育館で最後の怪異に遭遇する事になる。

難しいぞ千桜さん・・・どうにもバランスがとれない・・・間に合うのか俺
妥協してエルピー・プルあたりを描いて誤魔化すかな。一番描きやすいし


以下チラシの裏

先日の続き

ビデオの事件から四ヵ月後の三月。Nは転校した。
もちろん、ビデオのことは関係がない。親の転勤だったそうだ。

彼からは数ヶ月に一回、手紙が来た。それは中学校に入ってからも絶えることなく、

やがて携帯電話を手に入れてからはメールでの近況報告がメインとなった。

だが、時が立つにつれ、俺の友情も冷めていった。
遠くにいて会うこともない友人の事をいちいち思い出す事が億劫だったからだ。
メールのやりとりは、一ヶ月に一回になり、やがて一年に一回のペースになった。
近況報告の内容も、やがてアドレスの変更などといった、内容の無いものになっていた。

今年の二月、俺は一年ぶりにNに電話する事にした。
小、中学時代の多くの友人と成人式で再会したのだが、卒業前に転校し、
別の地方に行ってしまった彼とは再会出来なかったからだ。

例のビデオの事がまだ気にかかっていたというのもある。
俺にとってあのビデオはある種のトラウマとなっており、彼と話し合うことで、
笑い話にしたいという気持ちもあった。

幾度かコールしたが、電話はなかなか繋がらなかった。
時間を変え、数度のコールを試みた末に、ようやく電話が繋がった。

「もしもし、N(名字)ですが」
面食らった。電話先の声は中年の女性にしか聞こえなかったからだ。
「もしもし、これ、Nくんの電話ですよね?自分は(俺の本名)という者なのですが・・・」
「はい・・・もしかして、小学校の時の●●くん?」

どうやら、相手はNの母親らしかった。
「そうです。」と応えると、相手は黙り込んだ。
相手に信じられていないのか、と思った俺は
「N君に代わってもらえないでしょうか?留守ですか?」と続けた。
今思えば、携帯電話にかけたのに、母親が取った、という時点で疑問を感じるべきだった。

彼女は悲痛な感情を抑えるような、篭った声で応えた。
「すいません、Nは死にました」

頭を殴られたような衝撃が俺を襲った。
「どういうことですか?死んだって・・・?」
「・・・三日ほど前に死んでいたのを私が見つけたんです」

何故か、凄まじい悪寒を感じ、同時にあるイメージが脳裏に浮かんだ。
あのビデオに映っていたもの、それがしていた事。
悲しいという気持ちはなかった。むしろ、身勝手な、恐怖だけを感じていた。
やがて、俺は意を決して口を開いた。

「すいません・・・もしかして・・・Nくん、首を吊っていたんじゃないですか?」

電話が切れた。

それ以来、彼の携帯電話にはかけていない。恐らく、もう契約は解除されているだろう。
手紙に書かれていた住所を基に彼の家族を訪れる事も出来るだろうが、迷惑なだけだろう。

俺は映像を見てから10年近いときが流れた今でもあの映像の事を忘れられない。
忘れたほうがいい、とは思っているのだが・・・

せっかくpixivに入会したのだから絵をうpしなければとは思うものの、
忙しくてイラストを描く時間も確保しがたい。

さっさとバイトを始めないと資金不足で積みそうだし・・・
でも更に時間がなくなるのはなぁ・・・

とりあえず、宣伝がてら千桜さんの漫画を描き進めてうpるつもり。


以下チラシの裏


結婚だとか子供だとか、異性のパートナーが必要なイベントには全く縁のない俺だが、
結婚するという友人(滅多にいないが)には必ず言いたい事がある。


子供をビデオカメラで撮るな

お子さんがどうなろうがどうでもいいですよ。俺は。所詮他人事ですし。
でも、後々ロクな事にはならないでしょ?何も起こらなかったにしても、
俺なんて中学生の時の映像を、今見せられたら死にたくなりますし。

まして、何か起こった場合、死にたくなるどころか、問答無用で死んでしまいますよ。

小学校五年生の頃、俺には仲の良い友人がいた。仮にN君としておこう。
彼のお父さんはなかなか子煩悩な人で、学校のイベントがあると必ずビデオカメラを手に、
N君の姿を撮りに来ていた。

どこもそうだろうが、俺が通っていた小学校は毎年、11月に学芸会をやっていた。
演目は劇である。俺は台詞が2つくらいしかない、脇役の狸をやっていたが、
Nは主役だった。正確には主役を複数の人物が演じていたのだが、とにかく主役である。

本番当日、Nの父は観客席の先頭で撮影していた。
俺は舞台に置かれたダンボールの草むらから客席を見ていたが、とても楽しげな様子だった。

クラスの全員は劇を見事に演じきり、学芸会は成功に終わった。
劇が終わった後、両親に褒められている彼の姿がまだ瞼に焼き付いている。

それから数日が過ぎたある日の事。俺はNの家に遊びに行った。
すると奴は学芸会のビデオを持って来た。「面白いものが映ってる」と言う。
嬉しそうに「自分だけが気付いた。まだ父さんにも言ってない」と言いながら、彼はビデオを再生した。

映ったのは、俺達が演じていた劇だった。

学芸会終了後、学校側が撮影した映像をクラス全員が見ていた為、
俺は彼が何をやりたいのか分からなかった。
「良いから見ていろ」という彼の声に促され、見続ける俺。時折こちらをニヤニヤ笑いながら見るN。

ビデオの中でも劇はつつがなく終了した。俺はNの意図が分からず、どういう事だと問うた。

彼はまたビデオを最初に巻き戻した。舞台の上のほうを見ていろと言う。
再び再生される映像、俺はじっと画面を見続けたが異変を見つけられない。
やがて、Nが映像を停止して、ある一点を指差した。

そこに何か黒いものが映っていた。なんなのかは分からない。
ただ、漠然とした黒い、塊のようなものが映っている。
「ここを見ていて」と言いながら、再び再生するN。

カメラワークは良いとは言えず、かなり手振れもあったが、その部分は概ね映像に映り続けていた。
視線がブレても、場所が変わらないことから、それはノイズなどではなく、映像に映った物だと分かる。
俺は黒いそれが少しずつ、しかし確実に大きくなっていることに気付いた。
それだけではない。動いている。ブルブルと震えるように蠢いていたのだ。

やがて、はっきりとした形が見えてきた。人型だ。虚空でブルブルと震える人型だった。
しかも、うっすらとだが、身体と同じ、黒いヒモのようなものでそれはぶら下がっているらしかった。

何か、舞台装置の一つじゃないかと思ったが、見覚えはなかった。
後で天井を見上げてみたから、間違いない。そんなものはなかった。
どう見ても、首を吊り、もがき苦しんでいる人の姿にしか見えなかった。

Nはあくまで嬉しそうだった。俺達は心霊写真を探そうとアルバムを探して遊んだ事があった。
彼はその延長で、これを見つけ出したという。彼は勝ち誇った表情だった。
一方の俺は震えていた。こんなにはっきり映っている心霊写真、いや映像は見たことがなかった。
しかも、”そいつ”は俺達が劇を演じている真上にはっきり映っているのだ。
これは絶対にヤバい、と直感が告げていた。
雑誌かTV局に投稿しようか?などと笑っているNの姿が冗談にしか見えなかった。

その日、俺は暗くなる前に、早めに帰ることにした。
Nは父さんにこの事を教えて、投稿する事を薦めてみると言っていた。

翌朝、学校に来るなり、Nは例のビデオが捨てられてしまったと言って来た。
それどころかNの父親はビデオカメラまで捨ててしまったという。
そしてこのビデオのことは誰にも言うな、と厳しく口止めしたという。
俺はNを慰めたが、内心ではホッとしていた。あのビデオは二度と見たくなかったからだ。

ただ、今になってみるとNの父の判断は遅かったと言わざるを得ない。
彼はビデオカメラそのものを買うべきではなかったし、そしてそれでNを撮影する事はなかった。
更に言えば、あの学校にNを入学させた事がそもそもの間違いだった。

だが、それについては後に語ることにしたい。


bc8cfb06.jpg









サンライザーの左側から取り出す
リボルケインを使ったRXの必殺技だ。


どんな硬い皮膚(あるいは装甲)を持った怪魔戦士でも、
一突きで倒すことができるのだ。


この技を受けたら最後、怪魔戦士はもう助からない。


彼らは火花を散らしながら苦しみ、
そして、エネルギーを撒き散らしながら爆発する。


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