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ジェイムス黄金の右即死キックは健在
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小説の参考にゆきゆきて神軍を鑑賞した。

殺人や暴行事件を起こした反体制思想家、奥崎謙三を主役として、
終戦直後の南方で発生した上官による一等兵銃殺事件を追った、
ノンフィクションのドキュメンタリー映画である。

ドキュメンタリー映画監督のマイケル・ムーアが絶賛したらしく、
amazonとかでも結構高評価されている。そこでは、

『重罪に関わりながら、固く口を閉ざそうとする元軍人たちと、
それを執拗に掘り返し、遂には暴力を犯す奥崎、双方の狂気』

が、評価されているようだ。

だが俺には奥崎がそれほど狂人とは思えなかった。
というのは、俺と彼が似たタイプの人間だからだろう……

そう、適当な理屈をつけて暴力を正当化しようとするタイプだ。

奥崎が戦友に対して、深い哀悼の念を抱いている事は分かる。
だが、彼が犯した最初の殺人は『金銭関係のトラブル』であり、
戦争だとか正義だとかという、彼の主張とは全く関係ないものだ。

『暴力は嫌い』と言いながら、自分の暴力を自慢する様や、
相手に語りながら、その内容に勝手に激昂していく様などは、
まるで自分を見ているような錯覚さえ覚えた。
だから奥崎に対しては、あまり不快感を覚えなかった……

むしろ、スタッフに不快感を感じた。
何が起こっても撮影するだけ、人が殴られても止めようともしない。
どうせ、目の前で銃殺事件が起こっても止めなかっただろう。

ジャーナリスト(笑)への不快感だけが溜まる映画だった。


>>部員A

初見ならそういう感想になるのか……俺の原作信者補正もあるしな。
そんなSAGAがあってたまるか!

>>カービィさん

まぁとりあえずは……ぶっちゃけると喜びよりも、
『手間をかけさせやがって』という怒りの方が大きかったりしますが。

もう自分は『何がリアルなのか』すら分からなくなってきました。
不快にならない程度にぶっとんだ内容にしたいと思います。

内容は学園ラブコメディのつもりですが……
友人に粗筋を聞かせたら「それはホラーだろ」と怒られました。

どういうことなの……
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