もっと長くなる予定でしたが痛々しいのでカットしました

部員Aの巧妙かつ卑劣な罠によってヱヴァンゲリヲン・序を観てしまった。

何故、今更？と思われるかも知れないが、俺はもうエヴァを観る気は無かった。

その理由は幾つかあるが、ひとつはガイナックスに愛想を尽かしたからだ。
もっと美しいとかこの醜くもというキーワードを聞けば理解していただけるだろうか？

そしてもう一つ、俺はエヴァやその後に流行ったセカイ系作品が嫌いだからだ。
オタサークル入部当日、『セカイ系作品は嫌い』と力説して、
多くの先輩から失笑を買い、「ヤバいのが来た」と話題になったほどである。

何故、そんなに嫌いかと言うと、
俺自身が作ろうとする話が片っ端からセカイ系だからである。

当然である。俺もエヴァにはかなり影響を受けているし、
自己中心的かつ社交能力に欠けるオタクにはセカイ系しか作り得ない。
まともな人間関係が描けないからオタ知識と鬱展開に頼るしかない。
都合の良い美少女に好かれ、護ってもらうような、情けない物語しか作れないのだ。

だが、もはやセカイ系作品すら時代遅れである。
京アニ作品のヒットが象徴的だ。世界の危機をヒロインに放り投げたハルヒ。
危機すら起こらず、美少女達の日常（笑）を描いた、らきすたやけいおん……

もはや、エヴァの時代は終わった感が激しい。もはや俺達オタクには何も出来やしない。
おとなしくセントラルドグマの奥に沈めておくべきではないか？

そんな事より真マジンガー面白いぜ。女将強ええ