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そもそも俺は生きてるんですかね
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31から始まった当ブログのほん呪シリーズ感想ですが、
前々から初期シリーズの感想が無いのはどうなんだ?と感じていました。
しかし、名作、汎作、駄作含めて30本分のレビューを書くと字数が多くなり過ぎるし、
俺の負担が有頂天に達してしまい、ただでさえ低い質の更なる低下を招きかねません。

なので、各巻の解説をしながら恐怖度が高い、或いはストーリー性が高い
あるいはネタ度が高い作品を限定して紹介しようと思います。

まずはすべての始まり、1~10をどうぞ。



ほんとにあった呪いのビデオ

全ての始まりとなった記念すべき巻。
既に古典の域に達しつつある『リング』ブームの真っ盛りに製作された作品ではあるが、
単なる柳の下のドジョウ狙いとは言い難い、意欲的な作品に仕上がっている。

本シリーズが他の心霊系ビデオとは一線を隔する点は三つにまとめられる。

1.露骨な霊能力者が登場せず、無闇に長い解説シーンや除霊シーンがあまり無い。
2.グラビアアイドルが登場せず、彼女らが霊に取り憑かれるような無駄なシーンが無い。
3.上記の二点が無いことにより、次々に心霊映像が登場するテンポのよさ。

これらの三点に関しては既にこの1巻の時点で完成しているといえる。

今ではお約束となったナレーションも、中村義洋ではなく高橋眞三樹が担当しているが、
荒削りとはいえ、その様式美は既に形成され始めている。

白い着物の女

本シリーズ初の長編であり、ドキュメント風作品である。

引越しの後、談笑しながら酒を飲み交わしている夫婦と手伝いに来たらしい友人たち。
一見、何気ないどこにでもあるようなホームビデオ映像だが、
突如、虫の音のような不可解な音が入り込み、電源の入っていないTVのブラウン管の中に、
白い着物を着た女性の姿が映っている。

更に、その場にいる誰の声とも違う女性の笑い声が混じり、
もう一度、ブラウン管に画面が振られると、
白い着物を着た女性は近づいてきており、座っているように見える。
だが、更にもう一度カメラが振られた際には、既に何も映っていない……

真偽はともかく、心霊映像としては極めて完成度が高いといえるだろう。
この手の心霊映像には、
「どうせシミュラクラ現象だろ」という無粋なツッコミが当てはまるものが多いが、
本作、及びそのシリーズでには霊にしか見えないものが映りこんでいることのほうが多い。

また、ビデオ版の一部には、
本編終了後、この白い着物の女としか思えない謎の影が映っているという。
残念ながら筆者は『謎の影収録バージョン』を見たことが無いのだが、実在はするらしい。
こんな売れるかも分からん心霊ビデオを、わざわざ二種類も作る予算があったのだろうか?

それともほんとに……?

大学校舎にて

不吉な噂の絶えないT大学(筑波大学)の校舎内で肝試しをする3名の学生たち。
普段は明るく、たくさんの人に満ちているであろう校内だが、
夜中なのでもちろん人影は無く、不気味な雰囲気に包まれている。

彼らは暗く、長い一本道の廊下を通り過ぎ、灯りのある階段の方へと歩いていった。
途中で何度か「寒くね?」などと口にし、背後の気配を気にする一同。

やがて、一人の女性がその存在に気づく。絶叫とともにカメラが背後の壁を映すと、
今、彼らが通り過ぎてきたばかりのそこに、白い影絵のような物体があり、
物陰から様子を伺っているように見える。
一度はその存在に気付かず、近づきながらカメラを向ける撮影者。
するとその影は物陰から動き、揺れ動きながら彼らに大きく姿を見せる。
絶叫しながら逃亡する一同……

俺がこんな体験をしたら、確実に毎日が自主休校状態になるだろう。知らぬが仏だ。


ほんとにあった呪いのビデオ2

作業服の男

見た者全てに災いが降りかかると言われる投稿映像。
幸い、俺自身は未だに死んだり、病気になったり、行方不明にはなっていないが、
もしかするとこの映像を見たせいで俺の人生はボロボロになったのかも(ry

(以下、追加執筆予定)
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