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ジェイムス黄金の右即死キックは健在
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数年ぶりのゴジラ新作がアメリカで製作されるという。

あの超原作レイプ映画GODZILLAの悪夢を思い出し、
「アメリカ製作なんてとんでもない!」という声も見られるようだが、
俺はそうは思わない。むしろアメリカならマシなほうだ。

例のGODZILLAがゴールデンラズベリー賞を受賞していることや、
各ゴジラファンの著名人の発言を見る限りは、
あの海イグアナ映画がアメリカでも不評なのは明らかだ。

PJ版キングコングやクローバー・フィールドの製作が
遅れたのも、GODZILLAが大失敗したため、
怪獣映画が作りづらい風潮が生まれたためらしい……

流石に、こんな期待と逆風の中で製作するんだから、
まさか前回と同じ轍を踏むとは思えない。

それに近年のアメリカ映画は結構面白い。
特にダークナイトやウォッチメンなどの漫画原作作品は、
子供向け作品として製作、宣伝されることなく、
真面目にアメリカの現状や戦争について描いていた。

「アメリカ人が怪獣映画を語るな」と言う馬鹿もいるようだが、
そういう人たちは円谷英二が一体どの国の映画を見て、
ゴジラ製作を思い立ったのか、よく思い出していただきたい。

『原子怪獣あらわる』、『水爆と深海の怪物』、『キング・コング』
……全部アメリカ映画だ。

正直、俺は今の邦画業界にはあまり期待していない。
予算は無いし、脚本は弱いし、俳優も下手……

こんな状況で湯水のように金を使わなきゃならないゴジラに、
金を出すようなスポンサーが現れるとは思えないし、
ゴジラ映画を作れるだけのクリエイターがいるとも思えん。

東宝に作らせたら、どうせいつも通り、
上層部と製作者とファンと一般層の望む方向性が合わず、
どの層に向けて作ったのか分からない誰得作品になるだろう……

もしもシリアス作品を作ろうという気概が東宝上層部にあっても、
果たして初代ゴジラやVSビオランテのような、
良質な脚本を書ける人間がいるのか……

正直、俺自身も次の海外ゴジラ映画が成功するとは思っていない。
しかし、日本で作るよりはアメリカが作ってくれるほうが、
いくらか成功作品になる可能性は高いと思っている。

結果は2012年まで分からんがな……

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