ジェイムス黄金の右即死キックは健在
そろそろ初夏が始まり、怪談やホラーものが面白い時期が近づいています。 時節柄、多少不謹慎かもしれませんが、夏場の肝試しや百物語などは夏の風物詩として欠かせないものだと思います。 そこで俺が考える怖い話を形成する3つの条件を紹介し、手軽に怖い話を作れるよう協力してみたいと思います。 ・条件1:身近な現場 ありきたりな怪談のパターンとして挙げられるのが、廃墟や殺人事件現場など、曰く付きの現場で怪異に遭遇したという話です。 しかし、こうした現場を設定することが確実に有効かというと疑問が残ります、怪談は相手に状況を想像させる事が重要です。廃墟などの地理や状況を口頭で説明するのは困難ですし、長くなると聴衆は飽きてしまいます。 そこで、怪異は出来るだけ身近に発生しうるものとしましょう。 例えば学校や病院など、誰もが訪れる場所が有効でしょう。また、自宅を現場にし、何者かのが浸入してくるというパターンも有効です。家に不気味な来訪者が訪れるという話は「もしやうちにも…」という不安を呼びますし、何より自宅という場所は最後の逃げ場であり、その逃げ場に幽霊が来るということはもう逃げ場が無いからです。 条件2:不条理性 幽霊はディスコミニケーションな存在でなくてはなりません。コミュニケーション可能なら人間はどうしても同情などを覚えてしまいます。くれぐれも霊能者などを出して、幽霊の目的を語らせたりはしないように。また、特定の個人を狙うという話も避けましょう。他人事ではない、自分に起こるかも知れないと思わせることが肝要です。いっそのこと、何が何だか分からない呪いの物品だけが襲ってくる…というのも手です。 条件3:オチ あえて明確なオチを設定しないほうが良いかもしれません。霊能者が祓ってしまったというと聴衆を安心させてしまいます。未だに事件は進行中という不気味な余韻を残すか、どこかに去ったはいいが、別のところに現れるかも知れない…というオチなら有効かもしれません。 PR |
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