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死せる定めの儚き者が、身の程を忘れ栄華を謳うとき、 祖は天を揺るがし地を砕き、摂理の怒りを知らしむる。 必定たる、滅びの具現。
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鎌口紗絵(15)
メインヒロイン。猿梨学園において創立当初から存在する割に設立目的が定かではないことで知られる部活動「伝奇部」の部長を務める。
常に鼻歌を歌いながらのほほんとしており、突然過激な下ネタを発したりする怪人物だが、実は学園理事の娘であり、軍需企業L.I.M.E.の社長令嬢でもあるというかなりのお嬢様。
部長としての業務は殆ど鈴村に丸投げしているが、「両親から継いだ部を護る」、「猿梨学園の未踏査地区探索」、「赤死獣の正体究明」という目的に対しては強い使命感を持っている。
何でも斬れる生体エネルギー剣「鎌口セイバー」による白兵戦を得意とするが、剣術のたしなみはないため動きは素人同然。
ただし、敵の弱点を分析する能力に長けているため、手段を選ばない傾向がありトリッキーな戦術で敵を翻弄することが多い。
中・遠距離戦ではアサルトライフルなどを使用することもある。実は素手の状態でも指から生体エネルギーを利用した「気弾」を放つことが可能、使用時にはかなり消耗するため切り札として温存している。

一人称:「私」 二人称:「あなた」 目上の相手:「〇〇さん」 親しい相手:「〇〇くん」「〇〇ちゃん」 御曉切奈:「せっちゃん」


鈴村双葉(15)
伝奇部副部長。鎌口から面倒事の殆どを押し付けられている少女。鎌口に対しては毒舌を飛ばすことが多いが、彼女に出会ったことで失明状態から回復した過去を持つ為、実は強い恩義を感じている。
表情はポーカーフェイス気味だが、鎌口や伊吹の言動には振り回されることが多く、恥ずかしい目に遭った時は一気に表情が崩れる。口癖は「何言ってるんだろう、この人は……」
頭部にはL.I.M.E.製の義眼と電脳、眼鏡による複合システム「ニトクリス」が埋め込まれており、あらゆるコンピューターネットワークへの侵入・利用が可能。これにより事務面や情報戦においてかなりの活躍を見せる。
また、死んだ姉である『和葉』の怨念に憑りつかれており、超常的な現象に対する抵抗力を有する。しかし、『和葉』が暴走すると手がつけられない事態に陥る可能性もある。
戦闘時には鎌口のぬいぐるみを改造した「カーン・ノニエン・シン」と呼ばれる三体のドローンを駆使し、索敵やニードルガンによる牽制、手榴弾等による攻撃を担当する。
本人も護身用の短機関銃を持つが、発砲する事は稀。身体能力が低いため直接戦闘ではあまり役に立たない。

一人称:「私」 二人称:「貴方」「貴女」 鎌口:「紗絵」 伊吹:「伊吹」 あやめ:「華流さん」  生徒会関係者:「(役職名)」

虎尾伊吹(15)
学園に所属していないバウンティハンターの少女。かつて風紀委員の窮地を救ったことがあり、それ以来便利屋として重宝されている。
長い耳が生えており、極めて高い身体能力を持っているが、そのことに対して違和感を持ちづらい(気づいているのは鎌口や黒森だけ)。
普段はクールでつかみどころのない性格だが、鎌口や鈴村には「食べ物(特に肉)に弱い」という弱点を掴まれている。また、懐いた相手には結構従順な姿を見せる。常識には疎いが、他人からの悪意には敏感。
良くも悪くも野生動物のような雰囲気。口調はボーイッシュかつサバサバしているが、心を許しきった相手には幼いの口調になる。
性的な話題には嫌悪感を示すことが多いが、「好きな人は一生に一人」「その相手とならどんな淫らな事をしてもいい」「心中こそが最高の愛情表現」という極めて歪んだ恋愛観を有している。
優れた身体能力と高速移動能力を持ち、鉈とソウドオフショットガンだけで巨大怪獣をも圧倒する戦闘能力を誇る。
実は彼女こそが猿梨市を壊滅させようとしている怪物「赤死獣」の正体。本気を出して戦う際には両腕・両脚から発する刃「伊吹ブレード」や巨大な腕「魔爪」による優れた格闘能力を誇る。
赤死の力による現実改変能力を行使することも可能だが、そのデメリットを熟知しているため極力自分の肉体を使っての戦いを好んでいる。
(人外化した5歳当時に懐いていた相手に執着を示す傾向がある)

一人称:「私」 二人称:「(苗字呼び捨て)」「あんた」 目上の相手:「(苗字、役職名)さん」 幼少期に懐いていた相手「〇〇おにーちゃん」、「〇〇おねーちゃん」


六田口恋(16)
猿梨学園治安維持委員会委員長。かつてエリート部隊と称された強化外骨格装備部隊『ガルムベロス』唯一の生存者でもあり、現指揮官でもある。片眼鏡がチャームポイント。
鎌口と同様に学園理事の娘だが、鎌口とは対照的にそれを鼻にかけ、高圧的な言動をするボンボン+軍人口調と言う性質の悪い存在。
菩提学園への侵攻に執着心を燃やしており、たびたび両親の権力を利用してムチャクチャな作戦を展開しようとする。
ミスを犯しても黒森会長から擁護されることが多く、会長に対しては珍しく恩義を感じているが、実際には体よく利用されている。
実は「ガルムベロス部隊が赤死獣によって壊滅させられた」というのは真っ赤な嘘であり、実は「六田口の犯したミスにより小型怪獣に包囲されて壊滅した。赤死獣はむしろ部隊を援護していた」というのが真相である。
いつも威張ってるが幼児体型なので全く威厳が無いことがコンプレックス。また、射撃が壊滅的に下手であり、彼女が銃を発砲すると大抵は流れ弾による大惨事が起こる。

一人称:「六田口」 一人称(プライベート):「恋」 二人称:「(苗字呼び捨て)」「貴様」 目上の相手:「(役職名)」


黒森歩(17)
猿梨学園生徒会長。文武両道の優秀な生徒であり、特待生として学園に入学し、それ以来毎年のように生徒会長を務めている。
生徒会運営能力も高いが、一方で市内の怪獣災害や六田口の暴挙を放置するなど不可解な面もある。生徒ではないはずの伊吹に対する反応も割と好意的。
言動は穏やかで誰に対しても敬語で会話するものの、その言葉の端々には侮蔑や嘲笑の色が混じっている。
実は「赤死」の力に執着する魔女「臓物攫い」の正体であり、多くの生徒を拉致、自らの実験材料として利用していた。劇中で起きる事件の多くは彼女の行動が遠因となっている。
その本質は極めて冷酷・残虐で、「赤死」の力による刹那的な快楽に憑りつかれている。
「臓物攫い」に変身した際は赤死の力による現実改変能力を最大限に活かすことが出来るが、そのぶんで肉体や精神への負担も激しく、他の生徒から血肉を奪う事でなんとか肉体を維持している。

一人称:「私」 二人称:「(苗字)さん」「あなた」


猿梨市基本設定
南以外の周囲三方を山に囲まれた猿梨盆地に位置する内陸都市。
20年前に起きた巨大怪獣出現事件「猿梨大災害」によって一度壊滅し、ジオフロント建設構想の中断などを経て、大規模学園都市として再開発された。
何故か他の地域に比べ、「怪獣」と呼ばれる異形生命体の発生率が著しく高く、その影響で特異な文化が構築されつつある。
「学園都市」である為、大人は住んでいるものの政治的な発言力は殆ど与えられておらず、選挙権や立候補権は猿梨学園生徒(10歳~20歳程度)に与えられている。
市内は中央省庁や教育施設が集中した都心部「中枢エリア」を中心に、市外との窓口であり商業施設が発達した「南部エリア」、
農業・畜産施設の多い「西部エリア」、研究・学術施設の多い「東部エリア」、居住・観光に特化した「北部エリア」の5エリアに分割されている。
市を縦断・横断して各エリアをつなぐ二路線(南北線・東西線)のモノレールが走っており、これが市民の主な交通手段となっている。
物語の主要な舞台は「北部エリア」であり、『伝奇部部室棟』は北部モノレール駅に近い、繁華街の裏路地に存在する。
北部は気候が穏やかで治安もよく、「猿梨湖」や「塚山」など風光明媚な観光地が多いものの、北部の山地は手付かずの自然であり、住民の排泄物やゴミなどが下水道に流される頻度が高い為、怪獣の出現率が高い。
更に猿梨大災害以前から街を蝕んでいた「なにか」の痕跡が多数残っており、そういった場所には極めて不可解かつ危険な怪獣が生息している。
また、「中枢エリア」も隠れた危険地帯であり、ここでは「臓物攫い」と呼ばれる人間が変異した怪獣……いわゆる魔女の発生報告が多い。
さらに各エリアの下水道から流されてきた汚水は下水処理場で処理されている事になっているのだが、実際は汚水処理を行わずジオフロント建設途上で放棄された地下空間へと遺棄されている。
この地下空間「封鎖区画」は富栄養化や化学物質、突然変異で発生した多種の怪獣たちの生存競争の末に無法地帯と化しており、それらがいつ地上に湧き出てもおかしくは無い、伏魔殿である。
他のエリアも山間部や地下空間は危険地帯であり、西部では野生動物の突然変異怪獣、東部では「矮人」と呼ばれる知能を持った菌類型知的生命体による被害が多い。
「矮人」は「ゾンビパウダー」と呼ばれる幻覚剤の原料でもあり、これを服用した者は脳機能が劣化・異形化した「亡者」と呼ばれる怪獣となってしまう。
麻薬の売買が頻繁に行われる南部では、亡者の発生率が高く、他都市から潜入してきた犯罪集団なども暗躍している。
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